前回、家の電球を人感センサー付きのものに変えた話を書きました。これでトイレに入ったら勝手に電気が点くし、トイレから出たら勝手に電気が消えるようになりました。玄関もそう。家から出れば電気は消えるし、帰ってくれば点くのです。つまり電気のスイッチを触らずに生活できる。なんて素晴らしい環境でしょう! めんどくさがりの僕にとってはパラダイスホームです。
しかしすぐに狂った歯車。妻と息子がバンバンスイッチを押すのです。「自動でオンオフできるから電気のスイッチさわらないでね!」と言っても妻は「すぐには消えない。電気代がもったいない」と言ってスイッチBAN。息子(2歳)は「キャハハハハ!」と言って何度もスイッチをBANBAN。スイッチはおもちゃじゃない。パパマイッチングです。
何が困るって、手で電気を消されると、また手で点けないといけないわけです。そうなるとスイッチをさわらない生活ができない。自動で点くと思ってトイレに入ったら永遠に続く漆黒の暗闇……。夢の全自動ホームへの道は遠いようです。